日本人に好まれる果物のランキング、トップ10とその健康効果

いちご、キウイフルーツ、パイナップルなど、果物にはたくさんの種類があります。また味も、甘いものから酸っぱいもの、苦いものまであります。目にすることの多い定番果物はあっても、みんなが好きとは限りません。日本人の好きな果物について調べたアンケートでは、以下のような結果になっていました。1位から10位までをご紹介します。

1位 いちご

いちごは、そのまま食べても、ケーキのトッピングとしても、いちごジャムにしてもおいしく食べられます。紅ほっぺ、あまおう、とちおとめなどの品種があります。見た目にもかわいらしいいちごには、ビタミンが豊富に含まれています。葉酸やカリウムも豊富です。風邪予防や美肌効果も期待できます。いちごは水にぬれると傷みやすくなるので、食べる分だけを洗って食べると最後までおいしく食べられます。春のいちご狩りも人気があります。

2位 みかん

冬にはこたつでみかんというイメージもあるほど、日本人にとってなじみのある果物です。道具を使うことなく、手でむいて食べられるので、手軽に栄養や水分を補給することができます。携帯するにも便利です。缶詰などにも加工されます。みかんを食べる時には、なるべく中の白いスジや薄皮も実と一緒に食べると、食物繊維をとることができます。みかんはビタミンが多く含まれていて、コラーゲンの生成を助けてくれます。免疫力を高め、がん予防や骨の健康を保つといった様々な効果があります。

3位 桃

みずみずしくて甘い桃は、そのまま食べてもおいしい果物です。シロップ漬けの缶詰などにも加工されています。ビタミンC、ビタミンE、ペクチン、カテキン、カリウムなどが豊富に含まれています。ビタミンCは、ビタミンEのもつ活性酸素を取り除く働きも助けてくれるといわれています。ペクチンは水溶性の食物繊維です。便秘の解消に効果が期待できます。アレルギーの場合は、加熱しても症状が出るので、口の中に違和感があれば、それ以上食べ進めないことも大切です。

4位 梨

シャリシャリとした食感で、水分も多く含んでいる梨は、食感も楽しみながら水分補給もできます。食べやすい大きさにカットしてそのまま食べてもおいしいですし、お菓子作りの材料として使われることもあります。梨に含まれる栄養には、カリウムやアスパラギン酸などがあります。体の中の余分な塩分を排出してくれるので、むくみの解消につながります。糖の一種であるソルビトールは、果物の中でも多く含まれています。腸のぜん動運動を促したり、便を柔らかくする働きがあります。これにより、便秘が解消しやすくなるといわれています。

5位 りんご

りんごも私たちにとって身近な定番果物といえます。生のまま丸ごと、あるいは皮をむきカットして食べたり、すりおろしたり、ジャムに加工する、アップルパイなどのお菓子作りに使うなど、用途もたくさんあります。また、皮つきのまましばらく置いておくこともでき、同時にりんごの香りも楽しめます。イギリスに「一日一個のりんごは医者を遠ざける」ということわざがあります。動脈硬化の予防や、高血圧の予防などにも効果があるといわれています。りんごには、食物繊維やカリウムが多く含まれています。カリウムが塩分を体外に出す働きをすることで、血圧の上昇を防ぎます。

6位 ぶどう

甘くておいしいぶどうは、まるでスイーツを食べているかのようです。道具を使わず、手で手軽に食べられます。そのまま生で食べる他に、ケーキやパフェのトッピングとして使われるなど、いろいろな形で親しまれています。紫色のぶどうの皮にはポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれています。アントシアニンには強い抗酸化作用があります。そのため、体内の活性酸素を取り除いてくれます。また、視力低下や眼精疲労にも効果があるといわれています。

7位 メロン

生のままカットして食べても、ジャムやケーキ、パフェのトッピングとして使っても、おいしく食べることができます。高級感もあり、贈答品として贈られることも多い果物です。メロンには、カリウムが多く含まれています。体の中の余分な塩分を排出して高血圧を防ぐ他、長時間の運動などによって起こる筋肉のけいれんを防いでくれる働きもあります。赤肉のメロンには、βカロテンが多く含まれています。粘膜や髪、視力などを健康に維持する働きがあります。

8位 すいか

夏によく食べられるすいかは、水分を多く含んでいるので、たくさん汗をかく夏に最適です。すいかの甘味を増すために塩をかけて食べることがありますが、おいしさの面だけでなく、スポーツドリンクのように、暑さなどで倒れてしまうのを防いでくれる効果もあります。すいかには、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸などの栄養成分が含まれています。血液の循環をよくしたり、皮膚や粘膜を強くして、雑菌から体を守る働きもあります。

9位 バナナ

手軽に食べられるバナナは、そのまま皮をむいて食べても、スライスしてトッピングに使っても、赤ちゃんの離乳食としても、使い勝手のよい果物です。エネルギーの補給や疲労回復に効果があります。むくみを解消したり、お腹の調子をととのえる、精神を安定させる、肌荒れを防ぎ肌を美しく保つ効果の他、生活習慣病の予防にも効果があるといわれています。

10位  さくらんぼ

見た目にもかわいらしく、甘酸っぱいさくらんぼは、そのままで食べられたり、トッピングに使われたり、シロップ漬けの缶詰に加工されたりしています。さくらんぼには、佐藤錦、高砂、豊錦、紅秀峰、月山錦、ビングなどの品種があります。さくらんぼに含まれるビタミンCは、コラーゲンを作る手助けをしてくれます。カリウムは、体内の余分な塩分を排出して、調整してくれます。葉酸は、細胞分裂に必要な栄養素で、妊娠中の場合、お腹の中の胎児にも大事なものです。しかし、妊娠初期には妊娠に気付きにくいため、普段から食事などでも葉酸がとれるよう心がけておくと安心です。その他、鉄分も含んでいるので、貧血予防にも効果があります。鉄分が不足すると、貧血の他、頭痛、集中力の低下などが起こります。鉄分は、ビタミンCや動物性たんぱく質と一緒にとると体に吸収されやすくなります。